三豊・観音寺市医師会


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■スギ花粉症の話

 毎年2月頃になると、テレビやインターネットで花粉症に関するニュースを多く見かけるようになります。みなさんの中にも毎年この時期には鼻がむずむずしてくしゃみが連発したり、鼻水が止まらずティッシュが手放せない、という方が大勢いることと思います。いわゆる花粉症とは「植物の花粉を抗原としたアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎」のことであり、一年を通じてさまざまな植物による花粉症がみられますが、特に2月?4月にかけて飛散するスギ花粉によるアレルギー性鼻炎のことを、一般には「花粉症」と呼ぶことが多いと思います。ここでは、スギ花粉症のなかでも、その鼻症状についての予防や治療を中心にお話します。

 統計によるとスギ花粉症の有病率は年々増加しており、1998年の調査では全国平均で16.2%の人がスギ花粉症とされていましたが、10年後の2008年には26.5%と約10%以上もの増加が認められました。年齢層によって有病率の違いはあるものの、単純に考えて日本人の4人に1人がスギ花粉症を持っていると考えると、まさに国民病と言ってもよいと思います。また、ある試算ではスギ花粉症による経済損失は毎年数千億円に上るともいわれており、スギ花粉症に対する予防や治療の重要性がご理解いただけることと思います。