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■病気にさせる話

 男性の場合は「ちょっとハンサムな」という言葉が、一番有効みたいです。
何の話かって、実は女性に見合いを勧める時の仲人口の話です。私の遠戚に40歳を超えてもまだ独身がいると聞いて、未婚者の多い社会で少しは役に立てるかと思い、30代の適当な候補と思い当たる女性に、その気にさせるために使用したいわゆる仲人口の一つです。30代の女性ともなると、恋患いに感染させようとしても、相当に免疫力があってなかなか感染させるのも難しい症例が多く、それなりの戦略が必要なことは、つり書きだけもっていってすぐ断られたなど、過去の失敗経験が教えています。つり書きや写真の前に、少し期待を持たせるという手順を入れる仲人口が、その気にさせるのに有効な手段なのです。

同様なことは、身近では、新薬の売り込みでもよく見かけ、私はMR口と命名しています。
新薬の発売前、特に二番手三番手に出てくる新薬の前宣伝には、必ずといっていいぐらいMR口を聞かされた経験がありましょう。「ちょっといい薬」が出ます、予約注文してください、でもこのMR口も、少し期待を持たせるのには有効なのです、これがいきなりパンフレットを持ってきてデーターを並べられても、多分その気にはならないのです、中にはそんなMRも見かけますが、あまり好感はもたれないはずです。

何回か、親抜きの見合いをさせた経験から、その場で病気(恋患い)になったかどうかをみる良い指標は、時間であることに気が付き、いまでは、見合いの結果は聞かなくても大体見当がつくようになりました。当人二人だけで喫茶店へ行って、話をしてもらう時間を設定しているのですが、30分程度で帰って来る場合は全く見込みなし、1時間程度の場合はどちらともいえない、1時間半以上2時間程度の場合、ほとんど病気になっている。
2時間以上は今だ経験なし。で今回の場合は、1時間50分でした。結果はあえて言いませんが、後で両方の両親から大変感謝の電話をいただきました。

※MR(Medicar Representative) 製薬会社の医療情報担当者