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健康イベント情報
■健康教育講演会

第29回健康教育講演会後記

観音寺市、三豊市、香川県医師会のご後援を頂き、当地区医師会主催で毎年開催しております健康教育講演会も今年で第29回を迎えることができました。今年は、平成29年9月2日午後1時半からハイスタッフホール(観音寺市民会館)を会場に「すこやかに生きるために」をメインテーマに開催いたしました。ハイスタッフホールは、今年4月1日に新築移転オープンした観音寺市民会館です。新しい大きなホールで初めて開催される健康教育講演会という事もあり、主催する我々医師会メンバーも、少し緊張しながら当日を迎えることとなりました。昨年までの会場に比べ、座席数も多く、1200名の会場が埋まるかどうか心配しておりましたが、その心配は杞憂となり、開演数時間前から、並び始める方もおられ、満員御礼の盛況な講演会となりました。これまでの当地区の健康教育講演会は、医療スタッフの教育講演による第一部と、著名人や文化人の方ご自身の介護体験や闘病体験による第二部という構成が多かったのですが、ややワンパターン化して来たことは否めず、またどうしても来場して頂ける方々が、ご高齢の方々中心となっていた反省点がありました。そこで今回は少し趣向を変えて、若い住民の方々にも興味を持って頂けるテーマ、講演者を選ぶこととし、「笑って元気、食べて元気」をサブテーマに、第一部は、桂こけ枝さんを講師にお迎えして「桂こけ枝のほのぼの健康術」、第二部は料理研究家の土井善晴さんを講師にお願いして「幸せを伝える家庭料理 一汁一菜の先にあるもの」のご講演を頂きました。

第一部の講演では、サプライズゲストとして、某FM局のパーソナリティで、桂こけ枝さんと長年一緒の番組をもっておられる筒井智子さんにも參加して頂き、お二人の息のあった楽しいお話しに会場全体がほのぼのとした笑いに包まれました。桂こけ枝さんも講演中お話しされていましたが、笑うことでナチュラルキラー細胞が活性化し、免疫力が高まることは科学的にも証明されています。仕方ないことは仕方ない。クヨクヨせず明るく元気に笑って生きていくことは「すこやかに生きる」一番の秘訣だと再認識致しました。

第二部の講演は、土井善晴さんに食に関するご講演を頂きました。TV等で大活躍の土井さんですので、例年の来場者とはやや異なる年齢層の方も観客席に多数見受けられ、土井さんの淡々としたなかにも、的を突いたお話しに皆さん熱心に聞き入っておられました。豪華な食事よりは、簡単でも心がこもり、そして季節に合った手作りの食事が大切なこと、味噌の効用、ちょっとした気配りでより美味しくなるお米の炊き方など分かりやすくお話しして頂きました。一汁一菜とは、「ご飯、味噌汁、漬物」を原点とする食事の型ですが、決して質素な食事では無く、少し手間と工夫を加えることで、健康的で、毎日食べても飽きることのない食事とすることが出来ることをご自身が作られた食事をスライドに示されながら説明して頂きました。現代社会は、皆さん忙しい毎日のなか、生活の中での食事の占めるウエートは小さくなりがちです。ただ、時間をかけなくても心をかけることが大切で、そのことが「食べて元気」に繋がるのだと感じる事が出来ました。

早いもので、来年度の健康教育講演会は、第30回の記念講演会となります。スタッフ一同工夫を凝らして、楽しく有意義な講演会を企画して参りたいと思います。